時間管理術:ランディ・パウシュ教授の「Time Log Sheet」

どうも、Jack です。

ランディ・パウシュ教授の「Time Log Sheet」は、時間管理の上で有効な手段だと思います。

先日、ランディ・パウシュの「Time Management」というプレゼンテーションファイルを見ていたら、このシートが紹介されていました。

RPTJ01.png
 "Time Journals"
 学べることは驚くべきことだ。
 3日〜14日の間、15分増分するごとに自分自身を観察すること。
 30分おきにアップデートすること。1日の終わりにではない。

RPTJ02.png
 "Time Log"

RPTJ03.png
 使用例

RPTJ04.png
 "Time Journalのデータを役立てること"
 する必要がないものは何か。
 他の人ができることは何か。
 もっと効率的にできることは何か。
 他人の時間を自分がどのように無駄にしているか。

※上記はこちらのプレゼンテーションファイルからの抜粋です。
http://www.cs.virginia.edu/~robins/Randy/RandyPauschTimeManagement2007.pdf


このシートを見て、ピンときました。これは使えそうだ。さっそくこの「Time Log Sheet」を Numbers を使って、真似して作成してみました。これ↓。
RPTJ05.png

ボク自身も、このファイルを紙に印刷して、自分の業務ジャーナルを付けてみました。仕事を終えてシート上の記録を眺めてみると、自分の行動がわかりました。仕事にのっているとき。集中力が切れたとき。自分の行動を振り返り、時間を有効活用するために、この Time Log シートは有効だと思いました。もっと戦略的に行動しなくてはと痛感しました。この簡単なシート、オススメです。


なおFlickr に「Time Log Sheet」のスキャンデータがアップされていました。

"Randy Pausch's Time Log Sheet" (Flickr)

せっかく Numbers で作ったのに、最初からこちらを印刷して使えば良かったですね。 ^^; 
自分で作成せずに、「Flickr にあるかもしれない」と、検索するセンスも時間管理にとって大事なことなんでしょう。。。^^;





19:27 | Mac
comment(0)     trackback(0)

 ある iPad ユーザの妻の日記 (後編)

これは、ある iPad ユーザの妻の日記です。(この話はフィクションです)

iPad04.png

X月X日 水曜日 雪

午前6時起床。朝食の準備を夫と子どものためにする。パンを焼き、コーヒーを入れる。サラダを作る。いつもの日課だ。

夫がベッドから起きてくるなり、「新しい Mac Pro が発表された! 昨晩の "We'll be back soon" はこれだったのか!」と、iPad を見ながら口にした。

台所にいる私に向かって夫が言った。

「今年の Mac Pro には6-Core Xeonプロセッサが載るんだ!」

私は目を合わさずに言った。

「そう。それはよかったわね。」

「うん、そうなんだ。きっとCore i7-980X プロセッサに違いない。」

夫は食卓のコーヒーカップにコーヒーを注ぎ、すすった。

「あなた。ご飯の時は iPad はよして、とお願いしたでしょう?」

毎日毎日 iPad のことばかり。私はかちんと来て、きつく言ってみた。

「いやぁ、今日は勘弁してくれ。まずは "9 to 5 Mac"と"Apple Linkage"をチェックしなくてはいけないのだから。」

「あなた。以前『我が家は子どもができてからというもの、モノが増えて狭いから、Mac Pro は当分お預けだな』っておっしゃったんじゃなくって? 『うちは Mac mini があれば、デスクトップはそれで十分だって』っていってたじゃないのよ!」

「うむ・・・。理屈の上ではそうなんだが、しかしMacユーザとして抑えきれない感情が・・・。」

「堂々巡りよ。馬鹿みたい。」

夫は iPad に目を落として、ご飯を食べ始めた。私は無視を決め込み、子どもにご飯を与えた。

昼過ぎ、スーパーに買い物に行った。子どもを友人宅に預けて、マッサージに1時間だけ行かせてもらった。


X月X日 木曜日 晴れ

午前6時起床。今日は iPad で「Numbers」を購入した。1200円 (9.99 USD)を iPad のApp Store で支払った。

これまで表計算ソフトを購入してみようと思ったが、Microsoft Office Excel 2007 や同2008は2万円以上する。iWorkはファミリーパック が10800円と比較的安価だった。それらに比べて Numbers for iPad の価格1200円は驚くほど安いと思う。

さっそくNumbersを試してみたが、使用上ぜんぜん問題ない。iPhone OS 向けに作り込んだ操作感だ。悪くない。表計算ソフトで私のしたいことなど、たかがしれてる。せいぜい関数は Sum や Average があればそれでいいのよ。

Numbersで簡易な財産目録を作って、保存した。また暇なときに iPad で表計算シートをアップデートしてみよう。こんどは旅行の日程表でも作ってみたいな。宮城県の蔵王にお釜を見に行きたい。

寒いから、晩ご飯はビーフシチューとガーリックトーストを用意した。夫の帰りが遅かったのでこっそり缶ビールを1つ空けた。iPadのラジオアプリでクラシックを流したら気分が良くなった。


X月X日 月曜日 晴れ

午前6時起床。夫から、日本でも iBookstore がオープンしたことを聞いた。普通の活字の本に加えて、マンガや絵本も購入できるようになったとのこと。夫はさっそく横山光輝の「三国志 全60巻」を購入したとのこと。「iBookstore がオープンしたことがうれしくて、頭に血が上った勢いでポチってしまった」とは夫の弁。後で私も読ませてもらおう。

子どもがお昼寝の時、iPadを触った。iBookstore にアクセスし、子ども用の絵本を買ってみた。購入したタイトルは「かいじゅうたちのいるところ」と、せなけいこの「あーんあん」、いわさきちひろの本を2冊ほどだ。ダウンロードはあっという間に終わった。

子どもがぐっすり寝ているものだから、iPad の操作に夢中になった。さらに1月27日のAppleのスペシャルイベントのポッドキャストを iPad でダウンロードしてチェック。スティーブ・ジョブズさんのようにソファに座って iPad を操作したいものだとおもった。

ジョブズさんの座っていたソファはコルビュジエの LC2 ソファだ。あれは高価だからハナから諦めて、私は前から狙っていたカリモク60を買ってみたい。3シーターのやつだ。これでごろんと横になって iPad を操作してみたい。夫に相談してみようかしら。


X月X日 日曜日 曇りのち晴れ

午前7時起床。夫のMobileMeのアカウントをファミリーのものにアップグレードしてもらう。これで私もMobileMeのメンバーになることができた。そして、iPhone - iPad - MacBook のデータを簡単に共有することができるようになった。

私はこれまで紙のカレンダーに手書きでその日の献立を書いてきたけれど、これからはiPadのカレンダーに書き込むことにする。コピーペーストが使えるから、同じ献立の日は便利ね。外に出ているときなんかでも iPhone 3GS から献立を書き込むことができるのはいい。


X月X日 木曜日 晴れ

午前6時起床。朝から夫が起きてこない。寝室に行き、どうしたのと声をかけると二日酔いだとの夫の返事。だからあれほど「ちゃんぽんはしないでね」とお願いしたのに。いつまでたってもベッドに潜っているものだから一つ演説を打った。

「そうね、そうやってずって寝てればいいのよ。惰眠をむさぼる、まるで砂糖水を売るような行為だもの。」

ピクっと、夫のふとんが揺れた。

「残りの人生、このまま砂糖水を売ることに費やせばいいわ。世界を変えるチャンスをふいにすればいいのよ。」

夫は「ガバッ」とふとんをめくった。「いや、それはできない。し、しかし、すこし頭痛がするのだが。。。」

私は言った。

「あなたが iPad を使っているのは、『宇宙に衝撃を与える』ためなんじゃなくって? そうじゃないんだったら、iPad なんて捨てちゃえばいいのよ。そうよ、捨てちゃえ、捨てちゃえ。」

「う、うむ。。。そうだな。。確かにその通りだ。二日酔いよりも大事なことが俺にはある。」

私を馬鹿にしたら大間違いよ。私だって、林信行と大谷和利とリーアンダーケイニーを読んでいるのよ。私は言った。

「さあ、早く朝ご飯を召し上がって。でも、Stay Hunglyよ。」

「そうだな、Stay Foolishだな。ちょっと Think Different してみなきゃな。脳にアルコールがたまっている気がするが、お風呂に入って、生き返ろう。」

出勤を見送った後、私は子どもとリビングで遊びながら、「私はアップル信者の夫をコントロールする術を身につけた」のだと思った。


X月X日 土曜日 晴れ

午前7時起床。夫は昨日から出張だ。朝、お風呂掃除をして戻ると、私の iPhone 3GS に親友の愛から着信の履歴があった。早速折り返しの電話をかけた。

iPad05.jpg

「もしもし、愛? ごめんなさい、ちょっと手が離せなくて、電話を取れなかった。」

「あら、いいのよ。今日の約束、そろそろ遊びに行ってもいいなとおもって電話したんだ。大丈夫かしら?」

「もちろんいいわよ。もうお菓子をヨロイヅカで買ってあるから。いつでもいらっしゃいよ。」

「あら、結婚してずいぶんと気が利くようになったのね。いいわ、いま目黒の自宅だから、あと30分でつくわ。」

そういって電話を切った。私は部屋の掃除をし、息子を幾分かましな服に着替えさせた。

愛は、アップルジャパンの社員だ。しかし私の大学時代からの親友でもある。彼女に iPad を見せてみたら驚くだろう。私は電子機器には全然興味がないのだから。

「こんちわ。ごきげんよう。」

きっかり30分後、愛は現れた。

「いらっしゃい。さぁ、お上がりなさいよ。」

私は愛をダイニングへ招き入れた。私は台所に行きアップルティーを淹れた。ヨロイヅカのチョコレートケーキとともにダイニングテーブルに置いた。

「まぁまぁおいしいわね」

愛がケーキを口にしながら言った。このあけすけのない関係が好きだ。私たちはお互いの生活のことを話した。愛は仕事のことを、私は育児のことを中心に話した。

ふと大学時代の同じゼミのクラスメートについて話が移った。私が言った。

「そういえば桃子はいまカリフォルニアにいるんだって。知ってたかしら?」

「あらやだ、あの桃子? ずいぶん懐かしいわね。久しぶりに聞いた名前。カリフォルニアには仕事で?」

「そうなの。桃子は学生時代からEメールを英語で一生懸命書いたりしていたでしょ? 社会人になってから、会社に海外勤務をしたいとずっとお願いしていたらしいのよ。それが去年実現したの。」

「そう、それはよかったわね。ガッツあるわ。」

そう言って愛は拳を握った。私は言った。

「桃子の学生時代の写真あるわよ。iPadに入っているの。iPhoto の新しい「人々」機能で検索してくれたの。ほら、ご覧なさいよ。」

iPad06.jpg

「わあ、懐かしい。そう。桃子。こんな顔だった。よく覚えてる。それにしてもこんな写真、よく取ってあったわね。いまから6、7年前かしら? これ、桃子が大学のゼミの発表の時じゃなくって?」

「そうよ。」

「とても懐かしいわ。この大げさな身振り手振りのゼミの発表、先生にもみんなにも大受けだったな。『ホント使えない』という決めぜりふ、よく覚えてる。このあと、ゼミの女の子だけで銀座のバードランドにいって豪遊したんだっけ。」

そういって愛は目を細めた。私は iPad に入っているっ学生時代の頃の写真をさらに愛に見せた。愛が大学生に戻ったような顔をしたので、私は少し不思議な、しかし心地いい気がした。写真を見ながら愛が言った。

「それにしてもあなたが iPad を使っているなんて驚いたわ。」

「以前使っていたネットブックよりも遙かに使いやすいわ。IPSパネルが見やすいもの。」

「ふーん。まるでアップルのマーケティング担当みたいな口調でいうのね。」

夕方近くになり、愛は帰った。私は息子のためにご飯を用意した。


X月X日 水曜日 晴れ

午前6時起床。夫が血相を変えて私のところに来た。

「昨日の日経新聞どこにやった?」

「資源ゴミの回収に出したわよ」

「あの、あの、あの新聞の中に iPad をはさんでおいたんだが、知らないか?」

「知らないわ。Find my iPadという機能はないの? iPhone にあるやつよ。」

「む、判らない。そもそも俺の iPad は 3Gモデルじゃないから、あったとしても使えないんだよ。」

怪訝な空気が朝の食卓を支配した。こちらのせいにされてはたまらない。私は小児科に行くといって、息子と家を出た。


X月X日 木曜日 晴れ

午前6時起床。夫の口数が少ない。iPad のせいだ。夫は、アップル製品が不調になったり、なくしたりするとすぐにへそを曲げる。MobileMeの同期が失敗しただけでかちんと来る。

「あなたの iPad、めっかった?」

私が言うと夫はだんまりを決め込んだ。

「私の iPad をあげてもいいのよ。どうせあなたに買ってもらったものだし。」

「いや、いいんだ。ボクが好きなのはボクの iPad だけなんだ。人の iPad は大嫌いだ。」

「どこかで聞いた台詞ね。」

「いや、いいんだ。」

晩ご飯はバーミヤンに行った。


X月X日 金曜日 晴れ

午前6時起床。今日、夫が病欠で会社を休んだ。iPadのせいかしら。

私はスーパーへ食材を買いに行った。


X月X日 土曜日 曇り

午前7時起床。朝ご飯を食べながら、夫が言った。

「もう Apple-Style や Macお宝鑑定団、MacTree、Macin' Blog を見る気力がなくなったよ。」

怒りを覚えた私は、強い口調で吐き捨てるように言った。

「だったら『アップルコンフィデンシャル 2.5J』でも再読しな! それかブックオフで『林檎の樹の下で』を探してくるんだね!」

夫は、聞かなかったふりをして、そのままスポーツクラブに出かけた。

夕食後、私は iBookstore で「まんが道」をダウンロードした。夫に読ませたら、夫は、森安なおやの「キャバ、キャバ、キャバ」という笑い声の物まねをした。

「さすがにそれはマニアックすぎるんじゃなくって?」

と私が突っ込みをいれると、鈴木伸一の「モスクでござーい」を物まねした。私はすこし笑った。私はケーキを買ってくる、少女クラブの小村記者の物まねををした。夫は笑ってくれた。夫が元気になってくれたみたいでうれしかった。

iPadはやはりビジュアルのコンテンツを扱うのに適していると思う。マンガ・絵本・写真集・・・。


X月X日 月曜日 晴れ

午前6時起床。久しぶりに夫が会社に行った整理していると、雑誌「僕たちのガンダム」があった。こんな雑誌、うちにあったかしら?と訝しく思っていると、ぽろっと夫の iPad がでてきた。なんだ、ここにあったんじゃない。

さっそく夫に SMS で知らせようとおもったが、早退しかねないので、定時になってからSMSした。案の定飛ぶように帰ってきた。夫が言った。

「俺の iPad があった、あった!よかった!」

「よかったわね。さっそく充電してごらんなさいよ。」

「そうだな。この顛末を俺のブログのネタにして、一本エントリを書こう。iPadで書くよ。」

私はやれやれと思った。

(終)

【関連URL】
ある iPad ユーザの日記 (おかゆ MacBook Air)
ある iPad ユーザの妻の日記 (前編) (おかゆ MacBook Air)
21:53 | iPad
comment(13)     trackback(0)

 ある iPad ユーザの妻の日記 (前編)

これは、ある iPad ユーザの妻の日記です。(この話はフィクションです)

iPad02.jpg

X月X日 火曜日 晴れ

午前6時起床。朝食の準備を夫と子どものためにする。パンを焼き、コーヒーを入れる。サラダを作る。いつもの日課だ。

夫がベッドから起きてくるなり、「Come see our latest creation! Come see our latest creation!」と、iPhone を見ながら口にした。「ああ、またアップルか」と私はぴんと来た。

台所にいる私に向かって夫が言った。

「アップルが1月27日にメディアイベントを開催するらしい!」

私は目を合わさずに言った。

「そう。それはよかったわね。」

「うん、そうなんだ。きっとタブレットに違いない。」

夫は食卓のコーヒーカップにコーヒーを注ぎ、すすった。

「あなた。ご飯の時は iPhone はよして、とお願いしたでしょう?」

私は夫の機嫌がいいのを知って、苦言を呈してみた。

「いやぁ、今日は勘弁してくれ。まずは "Mac Rumors"をチェックしなくてはいけないのだから。」

あきれた私は子どもを起こし、朝ご飯をやった。気がついたら夫は会社に行ってしまった。


X月X日 土曜日 晴れ

午前7時起床。週末の朝は遅い。しかし、子どもに起こされ、ご飯の準備をする。泣き出した子どもにロールパンを囓らせる。

土曜日の午前、夫はいつも遅おきだ。私は自分の iPhone 3GS でメールをチェックする。動作がきびきびしてとても気持ちがいい携帯電話だ。ハンズフリーで会話できるから、便利で気に入っている。


X月X日 木曜日 晴れ

午前6時起床。朝食の準備をしようとすると、夫がすでに起きて、食卓でコーヒーを飲んでいた。そういえば、朝3時頃ゴトゴトと音がしていたっけ。

「おはよう。あなた、今朝は早いわね」

「おはよう。うん。今日は日本時間の朝3時からスペシャルイベントがあったものだからね。「ワンボタンの声」の実況中継を聞いていたんだ。いまも "Apple Insider" をチェックしていたんだよ。」

「そう。それで、何か出たの?」

「うん。『iPad』という新商品が発表されたんだ。これは凄いよ。まるで魔法だ。」

夫はいつもより上機嫌に見える。普段は「あと5分、あと5分」となかなか起きてこないのに、アップルのイベントの日だけは誰からも頼まれないのに早起きする。やれやれ。

午後、子どもの予防接種に病院へ行く。


X月X日 日曜日 晴れ

午前7時起床。私のMacBookで、iPhotoを立ち上げる。この前行ったディズニーランドで撮った写真で、気に入ったものに ★★★★★ を付ける。iPhoto はとてもよいソフトウェアだと思う。またフォトブックを作ろう。


X月X日 金曜日 晴れ

午前6時起床。午前中洗濯機を回していると、クロネコヤマトが荷物を届けに来た。夫が昨日から言っていた『iPad』なのだろう。しばらくして夫から電話があった。

「もしかして、荷物が届いている?」

夫の声は心なしかうわずった調子だった。

「ウェブでクロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム」というのがあるんだよ。完了したらメールで知らせてくれることになっていて、さっきiPhoneに連絡が来たんだ。」

私は言った。

「来たわよ。でも『iPad』のことばかり考えるのはいかがなものかしらね。ちゃんと仕事に精を出してくれなきゃ、いやよ。」

「わかった。通常の倍のスピードで仕事をこなし、定時であがるよ。」

夫が午後7時に帰宅。「ご飯は?」と声をかける間もなく、夫はiPadの段ボールの写真を撮りだした。

「ブロガーは、開ける前に撮る。基本だろ。わはは、心配めさるな。ユーストリームまでは手を出していないから。俺はだだもらーじゃないよ。」

私は首をすくめ「付き合いきれない」というポーズをとった。私は子どもとお風呂に入って、床についた。

iPad03.png


X月X日 土曜日 晴れ

午前7時起床。朝ご飯の準備をしていると、珍しく夫が早起きしてきた。

「君に見せたいものがあるんだ。」

といって、夫は自慢げに iPad を見せてくれた。初めて目にするこの iPad は、iPod touch を大きくしたような感じがした。私は

「あら、後ろ側が綺麗ね。まるで新しい iMac みたいだわ。そうでしょう?」

というと、夫は「ほう、わかってるじゃないか」という顔つきをしていった。

「そうなんだよ。iPadはユニボディでかっこいいんだ。これは Wi-Fiモデルなんだ。うちの TimeCapsule に繋がっているんだよ。どう? 触ってみる?」

私は iPad を両手でもつと、ひんやりとしたアルミニウムの感触が手のひらに伝わってきた。[slide to unlock] のボタンをスライドさせると、まさに大きな iPhone だった。

「私の iPhone 3GS と同じように、きびきび動くのね。」

と私が言うと、夫はまるで自分が褒められたかのような顔をして言った。

「そうなんだよ。1GHzのプロセッサだからね。これは、新しい時代のパソコンなんだよ。どれ、スライドショーを試してみようじゃないか。」

夫は私から iPad を取り上げ、写真のデモを見せてくれた。アニメーションが綺麗に動く。夫の慣れた手つきをみて、私は「ははぁ。昨日夜遅くまで iPad で遊んでいたな」と思った。

昼ご飯はチャーハンと餃子。夜はピザ。


X月X日 金曜日 晴れ

午前7時起床。夫が留守の時、iPadを弄らせてもらう。iTunes Storeは、iPhoneのそれとはだいぶ違う。

前から欲しかった音楽を購入してみた。ジャクリーヌ・デュ・プレ。私の好きなアーティストだ。よい音楽で室内が満たされる。AirTunes を試してみたら、うまく繋がった。画面が大きくていいわね、と私はつぶやいた。

iPad の Google Earth を立ち上げてみた。面白かった。


X月X日 水曜日 晴れ

午前7時起床。夫は「『iPad』を楽しむ会に行ってくるから、晩ご飯はいらないよ。六本木の『豚組しゃぶ庵』であるんだ」といって会社へ行った。

息子と私は午前中、少し遠いところの公園へ行って、ママ友と落ち合った。iPhoneで子どもたちの写真を撮った。夜ご飯はカレーライスとコーンスープ。


X月X日 金曜日 晴れ

午前6時起床。夫の留守に、iPad を触る。この 9.7 インチの大きさがとてもいい。去年、私は MacBook を買ってもらったのだけれど、この iPad はMacよりもすっきりしていて、わかりやすい。目的のものが一つのアイコンで集約されているのだから。

「クックパッド」のアプリも iPhone よりも、 iPad のほうが大きくて見やすい。MacBookよりも手軽に持ち運びできる iPad は私に合ってる気がする。

夜に外れそうなシャツのボタンを付け直す。裁縫をしながら「私だけのiPadが欲しいな」と心の中でつぶやいてみた。


X月X日 日曜日 晴れ

午前7時起床。朝ご飯のとき、私は夫に「iPad」をねだってみた。

「私もiPadが欲しい。だって、私のしたいことは iPad で十分だもの。Macの Safari は指でスクロールできないけど、iPhone や iPadはできる。しかもアプリが起動するのがとても速いわ。MacBookで私がしていることは、iPadでも十分できる。一番安い iPadが欲しいわ。」

私は一気呵成にまくし立てた。夫は「ほう」という顔つきをした。

「わかってるじゃないか。iPad のようなコンピュータこそ、一般人のためのものなんだ。よし。ひとつ君のために買ってやろうじゃないか。」

「うれしいわ。今すぐアップルストアに行ってきて。家計が大変だから一番安いモデルでいいのよ。」

「わかった。すぐに買って来るよ。君は昼ご飯の準備をしてくれ給え。」

夫はiPod shuffle に「あいぽんだいすち」を同期した。そして電車に乗ってアップルストア渋谷にいってしまった。私はお昼ご飯のためにラザニアを準備した。夫の好物なんだ。時間ができたので、リビングに置いてあるMacFan5月号「iPad大特集」に目を通した。

12時前、夫が「iPad」をもって戻ってきた。ついでにお願いしておいたドック付きキーボードもだ。

夫がラザニアを食べているあいだ、わたしは「iPad」を私の MacBook に同期する。iPhone 3GSと同じだと思った。

iPadの写真から、ディズニーランドのイベントを同期した。うち1枚をママ友たちにメールで送ってみた。彼女たちの携帯でみれるだろうか。ドック付きのキーボードの感じがとてもいいわね。


(後編に続きます。)

【関連URL】
ある iPad ユーザの日記 (おかゆ MacBook Air)
22:22 | iPad
comment(18)     trackback(0)

 ある iPad ユーザの日記

これは、ある iPad ユーザの日記です。(この話はフィクションです)

ipad01.jpg

X月X日 月曜日 晴れ

朝、コーヒーの匂いで目が覚めた。ベッドサイドには俺の iPhone がある。これで目覚ましをかけているのだが、コーヒーのせいでついぞお世話になったことがない。

ベッドから抜け出してダイニングに行くと、音楽がかかっている。iPad の「Remote.app」でクラシックが流れているのだ。AirMac Express にはそれほど高価でもないスピーカーが繋がっているのだが、いい音楽が奏でられている。

「いい音楽だね。これは何だい?」

と俺が問うと、妻が言った。

「昨日、iPad の iTunes Store で買ったのよ。「ジャクリーヌ・デュ・プレ~EMI完全録音集」っていうの」

「佳い音色だ。美しいね」

俺はダイニングテーブルにあるコーヒーをすすりながら、同じくテーブルの上におかれた iPad のカレンダーをチェックした。iPad の画面は9.7インチで大きいから、スケジュールを一覧できるのが簡単だ。予定表を丁寧に見ながら、俺は言った。

「今週は予定が詰まっている。いつも MobileMe でスケジュールをアップデートしておくから、暇なときに俺の iPad で見ておいてくれ。遅くなるときは晩ご飯はいらない」

「わかったわ」

と妻は言った。俺はMac、iPhone、iPadでスケジュールを管理しているんだ。

そして俺は、Apple Style Plus をチェックした。またしゅん爺さんが熱烈トークを振りまいているな。。。

身の回りの支度をし、iPhone を握りしめ、会社へ出かけた。iPad は持って行かない。


X月X日 土曜日 晴れ

俺の趣味は小説を書くことだ。

iPad に純正のキーボード iPad Keyboard Dock をつなげてやる。アプリ「WriteRoom」を立ち上げ、執筆の続きにしばし没頭。ポメラから乗り換えてよかった。

途中、アイデアに詰まったので家の近くのマクドナルドに移動。ここはWi-Fiが使えるからいい。iPad は普段は家でしか使わないのだが、近所にはたまに持っていく。純正のケース iPad Case がいいね。

マクドナルドではコーヒーを飲みながら、iPod 機能で音楽を聴く。そして俺はひたすら文字を打つ。こうやって一人になってなにかに夢中になれるのはいいことだ。「WriteRoom」はなかなかいいのだが、こんど Pages for iPad を試してみよう。9.99ドルならわるくないのだろう。


X月X日 火曜日 晴れ

先日俺はtwitterのオフ会「iPad を楽しむ会」でとても興味深い男に出会った。頭のいい、尊敬できる男だ。頂いた名刺を iPad の連絡先に追加しておく。あとでメールしよう。何かビジネスチャンスが生まれるかもしれないな。


X月X日 日曜日 晴れ

俺が iPad を使って、App Store で面白そうなアプリを探しているのを見ていた妻がこういった。

「私もiPadが欲しい」

去年 MacBook を買ってやったというのに、いったいどういうことだ? 妻が言った。

「だって、私のしたいことは iPad で十分だもの。Macの Safari は指でスクロールできないけど、iPhone や iPadはできる。しかもアプリが起動するのがとても速いわ。MacBookで私がしていることは、iPadでも十分できる」

俺は京王・井の頭線に乗り、アップルストア渋谷に向かった。iPad (16GB、Wi-Fi)と Dock を買った。すぐに帰宅し、ダイニングテーブルに設置した。

妻は嬉々としてiPadのメールを立ち上げた。この前行ったディズニーランドの写真をママ友たちに、送った。iPhoneもいいが、iPad で大きな画面で写真をみれるので凄く楽そうだ。Wi-Fi (802.11a/b/g/n) だから通信速度が速いんだ。


X月X日 水曜日 晴れ

会社から帰ってきた俺は、自室で iPad で Numbers を立ち上げた。先日大きな家具を購入したので、家庭の資産管理台帳に入力するのだ。台帳を俺は Numbers で管理している。

子どもが起きてたので、俺の iPad でいっしょに「アンパンマン」を観る。先日 iTunes Store で購入したんだ。しばらくするとぐずりだしたので、「タケモトピアノ」のCMを YouTube で探してみせる。するとすぐに泣き止んだ。財津一郎さんの顔が約4倍だからだろうか。

その後 iPad でVNCアプリを試した。


X月X日 月曜日 晴れ

「このAppが いいね」と君が言ったから 1月27日は iPad記念日


X月X日 土曜日 晴れ

朝起きて、コーヒーを飲む。iPad でポッドキャストをチェックすると「ワンボタンの声」の更新がされていた。すぐにダウンロード。午前中すぐに聞こう。山村さんありがとう。

そういえば、同じアップル系ポッドキャスト「Apple Accent」の更新が滞っているのはなぜなんだろう? 更新をサボるとは、このぐうたらめ!


X月X日 日曜日 曇り

ネットで発注したソファが届いた。カリモク60のソファだ。運搬業者のお兄さんたちがてきぱきと設置してくれた。

その後俺はソファにどかっと座り、iPad で「ファイナルファンタジー1・2」を起動しプレイした。680gはそれほど重く感じられない。日曜日に懐かしいゲームはピッタリだ。

その後、映画「ファニーとアレクサンデル」をiTunes Storeで購入。鑑賞。良い映画だった。iPadのベストコンパニオンはソファだね。


X月X日 水曜日 晴れ

俺はわからないことばはいつも物書堂のアプリ「大辞林」で調べることにしているのだが、「大辞林」と「ウィズダム英和・和英辞典」が iPad に対応したという知らせが twitter で届いた。しかも無料アップグレードとは! 俺は早速試してみたところ、唸ってしまった。これはすごい。9.7インチの電子辞書は、情報が一杯だ。iPadはすごい。


X月X日 日曜日 曇り

出張で飛行機に乗った。することもないので、iPad で俺の赤ん坊の写真を眺めていたところ、隣の人が興味を示した。

「これはなんですか?」

「iPad ですよ。こうやって写真が綺麗に見せられるんです」

俺は自分の赤ちゃん写真コレクションをここぞとばかりに、隣の人に iPad で見せたのだが、30分ぐらいたつと相手がげんなりしはじめたのがわかった。こんなにかわいい赤ん坊のに、失礼なやつだ。

iPadは生活の一部だ。普段から持ち歩くのは iPhone で十分だが、長いこと離れるので旅先には iPad を持って行きたい。ホテルには無線LANがあるのだから、部屋の隅の方に iPad を 置いておくことにした。


X月X日 土曜日 晴れ

ScanSnap を購入した。手持ちの本を ScanSnap でPDFにし、iPad にいれた。うむ。これでいいのだ。
22:58 | iPad
comment(22)     trackback(0)

 FY10 Q1の「Apple Quarterly Earnings Call」がポッドキャストで配信中

どうも、Jack です。

Apple は本日、2010年度第1四半期の業績を発表しました。日本時間の7時からカンファレンスコールが行われ、ライブ配信がありましたが、それがポッドキャストで配信itunes.gifされています。

2010Q1.png

たしか公開期間は2週間だった気がします。お早めにダウンロードを。

なおSeeking Alpha では、いつもの通り、このカンファレンスコールのトランスクリプトを掲載しています。

Seeking Alpha 「Apple Inc. F1Q10 (Qtr End 12/26/09) Earnings Call Transcript

ポッドキャストとあわせてご覧になれば、con call の理解が深まると思います。


(参考URL)
Apple Investor Relations
Apple Reports First Quarter Results (FY2010 Q1)
22:34 | Mac
comment(0)     trackback(0)
| HOME | next